皆さん歯科治療と聞くとどんな治療を思い浮かべますか?大体、虫歯の治療を多い浮かべる方が多いと思います。
もちろん、虫歯もおそろしい病気で、ならない様に予防をする事も大切です。私たちは、早くて生後3ヶ月から歯が生え始めます。虫歯になりやすい乳歯を経て、小学生から中学生で永久歯に生え変わり、20歳すぎてから親知らずが生えてくる方もいます。それからずーっと、自分の歯と付き合っていかなければいけません。 ご自分の歯で食事をする事は、よく噛め健康にもつながり、食材の感触もよく感じられ、味もおいしく感じられます。その自分の歯を健康に維持していくには、虫歯にならない事ともう1つ歯周病に罹患しない事です。 この歯周病という病気は生活習慣病で私たちが普段少し気をつければ予防できる病気です。そもそも、歯周病とは歯と歯茎の境目の歯周ポケットにプラークが存在し、継続されていると歯周組織(歯茎、歯を支えている骨)を炎症させ破壊にももたらす病気です。簡単に言うと、歯と歯茎の周りに汚れがついていると、歯茎を腫れさせ、歯を支えている骨を溶かし、歯を支えられなくなり、歯自体を失ってしまうということです。 プラークとは細菌の塊なので、気管から肺に誤って入り込み肺炎をおこしてしまうケースもあります。では、この歯周病を予防するにはどうしたらよいでしょうか。それは、虫歯予防でも同じですが、普段から、こまめに食後は必ず歯を磨き口の中の細菌を減らすことです。 歯磨き時のターゲットは歯と歯茎の境目のプラークです。歯茎付近を磨くわけですから、やわらかめの歯ブラシで少し歯茎がわに毛先を傾け歯周ポケットに毛が入るように優しく磨きます(バス法)。このとき血が多少出てもプラークによる炎症からですので、気にせず磨き綺麗な状態が維持されれば出血もなくなります。歯の揺らぎがそこまでなければ歯を失うほどの進行した歯周病には罹患していない為、現在の状態が維持できるようにしましょう。 歯磨きの他にも、糸ようじや歯間ブラシを使いさらに綺麗な状態を目指しましょう。歯ブラシだけでは6割しか磨けていないとも言われています。 仕上げでうがい薬を使用し口の中の細菌を減らす事ができれば、十分、予防できると思います。6ヶ月に1回は、歯科へ定期健診に行き、歯のクリーニングをしてもらえれば健康なお口が維持できると思います。 私も近場の三宮の歯科医院で定期検診をやってます。
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